当研究所は昭和60年(1985年)、「難聴の方に本当に良く聞こえる補聴器を届けたい」という想いで設立されました。
創業者は幼少の頃から音響機器に親しみ、学生時代には音響学を専門的に学びました。
卒業後は補聴器メーカーに勤務し、修理や調整に携わる中で、多くの課題に直面しました。
当時の補聴器は、雑音が大きく、声が埋もれてしまうこともしばしばありました。
その現状に疑問を抱き、「もっと自然で聞き取りやすい音を届けたい」と考えるようになったのです。
その後、独自の調整方法を研究し学会でも発表。
昭和60年4月に補聴器フィッティング研究所を開設しました。
以来40年以上にわたり、全国から「他では満足できなかった」というお客様が口コミで訪れるようになりました。
当研究所は「販売のための店」ではなく、一人ひとりに合わせた補聴器の調整・フィッティングを行う場所です。
そのため、来所の際には必ずご予約をお願いしております。
私たちの理念
・「よく聞こえる」だけでなく「心地よく聞こえる」
・個々の生活スタイルに合わせた調整
・最新の補聴器を研究し、さらに自然な聞こえを追及
「補聴器を試したけど、満足できない」
「家族の会話をもっと楽しみたい」
そんな方はぜひ一度ご相談ください。

スタッフ紹介
所長 渡邉直也

私は15年ほど、補聴器の業界で多くのお客様の「聞こえ」に携わってきました。
その中でたくさんの知識や技術を学び、補聴器の進化も間近で見てきました。
最近、先代の仕事を改めて間近で見る機会がありました。
正直に申し上げると、最初は「今の補聴器技術とは少し違う調整のやり方だな」と感じました。
しかし実際にお客様が装用される姿を見て、
「なるほど、こういう工夫が“よく聞こえる”につながっているのか」と気づかされました。
私は10年以上病院の補聴器外来で補聴器装用のお手伝いをしてきた経験があり、
先代は長年の研究で積み上げた独自の調整技術を持っています。
その二つを組み合わせることで、より多くのお客様に満足していただける
“今の時代に合った補聴器フィッティング”を提供できると考えています。
補聴器は「買えば終わり」の製品ではありません。
一人ひとりの耳に合わせた“調整の積み重ね”が大切です。
これからもお客様に寄り添い、先代から受け継いだ想いと、
私自身の経験を活かして、よりよく聞こえる補聴器をご提案してまいります。